お好みの生地で作るオーダー手づくりを基本としている「手づくりゆう遊 慎工房」は、伝統的な日本の”和布を愉しむ”工房です。身の回りの洋風文具を和の布で作り、”雅な、粋な、品のある”日本の伝統美を日常の中で愉しむ《和風洋文具》の作品を心がけています。


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 私の手づくり100

「私の手づくり100」の愉しみ方と慎工房の作業との関係は大事な事です。慎工房のテーマは「和布を愉しむ」こと。一般の通販Shop と異なり大量生産大量販売が目的ではなく(勿論一人事業では出来ないので)、手持ちの想い出の生地や端布を生かして作れるオリジナル作品を提供して喜んでもらうこと。あるいは、市販されていない(市場で探しても無い便利なもの)物を提供すること。「欲しいけれどピッタリくるものが無い」ってこと良くある話で…では作ってしまえ!そんな人多いですね。私も同じです。

工房を始めてからこの間、また今後も、思い出に残る依頼者との素敵なご縁があります。素敵なご縁の数々ででき上った、何処にも無いたった一つの作品の数々。愉しいストーリーがあって友好が続いています。2つと無い「想い出の…」が先頭に付く「100選!」なのです。今後は、きっと「200選!300選!…」へと続いてゆくことでしょう。
まずは、100選をご紹介。


 001 作品9S1

私の手づくり100 作品9S1
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『絵柄を愉しむ帯地のTicket&WalletCase 』 
 2018年4月から箱根芦ノ湖畔「成川美術館」1階のミュージアムショップで、慎工房の作品を展示販売していただくことになった。当館は4000点以上の日本画の名品を所蔵する日本画専門の美術館。そのミュージアムショップのお土産品も相応しい作品があって然るべき! そう進言して、晴れて慎工房の『帯地のTicket&WalletCase』を置いていただくことになった。
 外国からの観光客も少なくない。日本の伝統的な帯地で作られた作品はどうだろうか? 他では目にしないオリジナルな作品を創りたい。日本画愛好者の目に触れても恥じない《雅な》日本の絵柄が美しい作品を!
 この作品は、白地に美しい空色の山影の中に京都の大文字焼の様な金糸の文字模様が入っている帯のお太鼓の部分から作ったもので、これ以外に同じものは世にない想い出深い作品となった。ご縁に感謝!
*作品ギャラリー N0.9Ticket&WalletCase 作品9S1

私の手づくり100 作品9S1 

 002 作品1S1

私の手づくり100 作品1S1
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『芭蕉布の名刺入れ』
 奄美大島の大島紬作家さんから提供いただいた貴重な芭蕉布で《和風洋文具》を創ってみた。予想した通り難易度高く、工夫のし甲斐があった。曲げると割れてしまう芭蕉を熱で温めながらしごいたり、芭蕉の糸の隙間から裏地の加工が見えてしまうため加工に工夫、日頃することない作業の連続でとても愉快だった。
 この作品は作家さんが出店している毎年恒例の某百貨店『伝統工芸展』に展示してくださった。高価な反物と同居するととてもピッタリくる雰囲気の良さは格別で、流石芭蕉布! 着物や帯だけでなく、今風にも使っていただけるとわかってよい経験となった。
 この作家さんとのご縁は、日本橋で毎年開催される着物サローネ会場で『金の繭』が出品されていて目に留まり、お話を伺ったのがきっかけだった。
 その後様々な大島紬や芭蕉布をご案内いただき、制作作品の幅がぐ〜んと広がり今に続いている。ご縁に感謝!
*作品ギャラリーN0.1名刺&カード入れ 作品1S1


 003 作品2S1

私の手づくり100 作品1S1
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『久留米絣のわ手帖』
 世界で一番美しいサンゴ礁に囲まれた島《カオハガン》の王様は日本人。その王様から依頼されて福岡の藍染チーフで作った作品。果たしてうまく出来るかな?と心配ではあったがこれも修行、知恵を絞った。特にオーナーからは“ペンホルダーには使い慣れた鉛筆を入れたい”とのご希望。愉しい作品が出来上がった。
 数年経ってから島を訪ねることが叶い、現地で王様の書斎を見せていただいた。穏やかな海を臨む書斎はまさに自然の樹木に囲まれた空間。少しずつ削って使う木製の鉛筆が似合う佇まい。差し替えの無地の和紙の手帖とも相性が良く、数冊またお持ちした。
 夜は夢のようなツリーハウスの蚊帳に囲まれたベッドで寝かせていただいた。もう別世界!
 王様の手帖には毎日何が綴られているのだろう? ご縁に感謝!
*作品ギャラリーN0.2わ手帖 作品2S1


 004 作品12S1

私の手づくり100 作品12S1
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『オペラ歌手の楽譜入れ』
 身体そのものが楽器で、毎日その調子を整えておかねばならない職業のオペラ歌手。縁あって1年に亘りその鍛えられた歌う技を面白おかしく愉しく教えていただいた。
 たまたま手づくり工房で資料ファイルの試作を依頼されていたこともあって、歌手の先生と相談の結果、同じような手順で《楽譜を入れるカバー》を創ることとなった。しかし、マルチタレントの先生のリクエストは《オペラの楽譜》と《Jazzの楽譜》と《邦楽の楽譜》入れであった。勿論、其々雰囲気に合わせて色柄生地を替えて! ご自身の舞台衣装も自分で製作するという先生は曲に合わせた生地を用意してくださった。そうして、歌唱指導を受けに行ったのか、工房の仕事の打ち合わせに行ったのか。区別のつかないレッスンが1年続いた(笑) 
 この時の経験が工房の財産となって今《楽譜グッズシリーズ》の製作が続いている。ご縁に感謝!
*作品ギャラリーN0.12楽譜ファイル 作品12S1


 005 作品15S1

私の手づくり100 作品15S1
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『終活あいてむ「生前贈与アルバム」』
 世界中の文房具をこよなく愛し愉しまれている元図書館の司書の方が居る。その方のこだわりは、世の中にあふれている丈夫で便利なビニールや革の製品ではなく、和紙や和布を生かした自然な手触りの文房具を持つことである。
 そろそろ準備をと思い、生前贈与のための親族の会を開くこととなったそうだ。その時のためにとアルバムカバーの依頼があった。先立たれたご主人は同じ教師仲間でもあり山の写真家でもあったので、有り余る想い出の写真があった。全部残しても遺族には邪魔になる。では、其々の方に相応しい色柄の生地で記念となるようなコンパクトなアルバムを残そうと思い立ったということでご依頼。そして5種類のアルバムができた。勿論、アルバムの内部は和紙のページで、昔懐かしいコーナー止めの写真集となった。初めての製本作業となり愉しい体験であった。ご縁に感謝!
*作品ギャラリーN0.15終活あいてむ 作品15S1


 006 作品20S1

私の手づくり100 作品15S1
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『和布のminiクラリネット入れ』
 笛なら何でも吹けるマルチなJazz奏者がいる。いつでもどこにでも持ち歩いている2本のminiクラリネット。一緒に入る楽器ケースはないものかと探していたらしい。私の提案は《洋楽器に和柄の和布の楽器入れ》は如何! いいね〜と発想を受け入れて使っていただいている。異文化のマッチングの妙味。マルチなプロフェッショナルはいつもチャレンジャーだ。
 このことがキッカケになり、「神楽篠笛ケース」「和傘のケース」「彫刻刀のケース」「花粉対策グッズ」など、従来の工房の作業手法に新しい技が加わって、いろいろな展開が始まった。
 そもそもの工房のモチーフは『和の布を愉しむ』…洋楽の領域に和のテイストを加えることも兼ねてからの念願のひとつだった。『和風洋文具』のもうひとつの新しいカタチがスタートした。ご縁に感謝!
*作品ギャラリーN0.20その他の作品(異文化アイデアグッズ) 作品20S1


 007 作品3S1

私の手づくり100 作品3S1
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『古布のペーパバックカバー』
 第一回おわら風の盆の八尾東町1丁目の浴衣を全て寄贈したという京都呉服屋さんのご子息から、50着を上回るコレクションを譲っていただいた。歴史的に価値ある名品を含め500着以上のコレクションを保存されていたが、訳あって千葉県にある国立歴史民族博物館へ大半を寄贈された残りの一部である。
 数か月後、ご子息と関係のある方のお嬢さんが欧州に演奏旅行に行かれることになり日本の土産を探していることを知った。日本文化に好意的な土地柄、ここは日本の伝統的な美術品である着物生地グッズが良いのでは!と《和布のペーパーバックカバー》を創ることにした。譲っていただいた中から柄が古風であるがモダンな感じのする帯を解き、柄重視で縫い合わせ、無理やりブックカバーを作った。満足のいく作品になった。帰国後現地での様子を伺うと”なかなか評判が良かった”と…よしよしよし。
 2013年3月、当工房スタート初期のメモリアルな作品である。ご縁に感謝! 
*作品ギャラリーN0.3ブックカバー 作品3S1


 008 作品2S7

私の手づくり100 作品2S7
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『復刻古代裂柄のわ手帖』
 いろいろなご縁がつながり京都西陣の有名な機屋さんを訪ね復刻古代裂柄の生地が手に入るようになった。社長の一声で、駆け出しの小さな工房に生地を卸していただけることになったのである。素敵な出会いの物語があったが、更にその生地で創った作品を「素敵だ!」と言ってたくさん購入してくださる後援者の方が現れた! 茗荷谷の隠れた名店割烹のオーナーである。お店の上顧客向けの御礼品に使っていただいたのである。茶道などで馴染みの「葡萄唐草」や「和久田」「麻の葉」といった古代裂柄20種類×各柄3色=60種類の豊富なバリエーションが、人柄を見て選ぶお土産品に丁度よいとのことであった。
 TV出演や、素敵なお店経営など、才能あふれるオーナーのお嬢様達にも大変お世話になり、工房スタート時の強力な起爆剤となって今に繋がっている。特に、隠れた名店JazzBarのVerveでは様々な人のご縁も紹介頂き、加えて作品の店内展示にもご支援いただき、まさに感謝感謝であります。
*作品ギャラリーN0.2わ手帖 作品2S7


 009 作品1CS1

私の手づくり100 作品1CS1
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『粋な江戸町柄の名刺入れ 』
 2016年10月中央区京橋に再開発の大きな商業ビル『京橋エドグラン』が竣工。中央区を中心とした都内の観光情報発信の基地としてオープンした。有名企業の名前が連なる中央区観光協会と慎工房とのコラボがお土産グッズとなり、B1観光情報センター内で常設の展示販売が開始された。なんと幸運な巡り合わせ。観光協会オリジナル生地の特徴を活かして開発した『粋な江戸町柄の名刺入れ』が当工房のトレードマークになった。
 江戸情緒溢れる日本橋地区の名前と絵柄が活かされた、中央区37町の全ての名前を表紙にできる名刺入れである。3色(エンジ、紺、江戸紫)×37町名=111通りの顔を持つ名刺入れは利用範囲が広いはず(笑)
 同センター展示の当工房オリジナルグッズにはその他に、「ブックカバー」「巾着」「Ticket&WalletCase」「グリーティングカード」「マスクケース」等がある。
*作品ギャラリーN0.1名刺&カード入れ 作品1CS1


 010 作品14S1

私の手づくり100 作品14S1
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『持ち運び箱ティッシュカバー「Motti 」 』
 カオハガンパッチワークで大活躍の順子先生から素敵な生地をいただいた。毎年銀座で行われるminiギャラリーのキルト作品販売会が待ち遠しい。同時開催の東京ドーム「東京国際キルトフェスティバル」でも出店されているが銀座販売会場がお薦め! 
 さて、写真の作品は、いただいた生地の色彩に魅せられて、毎日持ち歩けるグッズにしてみようと作った当工房オリジナル作品の「Motti」である。Motti(モッティー)とはその名の通り「持ち運べる」という意味で、一年中花粉アレルギーに困窮している娘へのプレゼントに開発した作品である。
 娘同様ポケットティッシュでは間に合わない方へのプレゼントにと、内側には箱ティッシュの1/2がスッポリ入るポケット、更に2カ所のポケットも作った。いろいろ使えて便利。お気に入りの柄や生地も選べてオシャレに箱ティッシュが持ち歩き可能へ(笑)。ご縁に感謝!
*作品ギャラリーN0.14花粉対策グッズ作品14S1


 011 作品12S2

私の手づくり100 作品12S2
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『和風金襴の楽譜カバー 』
 面白い柄の金襴を発見! 製造元の金襴工場から《新作》との連絡を受けて早速拝見。50種類ほどの新作生地を送っていただいた。不思議なもので刺激的な生地を見るとドンドン発想が湧いてくる。
 楽譜カバーとしては、クラシック音楽の世界に入り込んだが敢えて和の色彩の楽譜グッズを創り始めた。なので、和の色彩を感じさせるモダンな生地をずっと求めていたのだ。
 これはいけるのではないか! 写真は早速試作した意欲的な作品『菊倍版(輸入楽譜用)の大判の楽譜入れ』。すぐにプレゼントしてしまい、うっかり記録を撮り忘れてこの写真1枚しかない(笑)。
 この柄は何か不思議な雰囲気が醸し出されて愉しい。このシリーズは今後結構創ることになるでしょう!ご縁に感謝!
*作品ギャラリーN0.12楽譜ファイル 作品12S2


 012 作品9S帯5

私の手づくり100 作品9S帯5
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『帯地の和柄グッズが欧州出張土産に採用』
 嬉しいNEWSが舞い込んだ! 伝統工芸の帯地で作ったTicket&WalletCaseを手に取って「これ欧州出張するので日本の伝統が味わえる手土産にイイね」。即座に社長は複数のオーダーをくださった。
 高価な着物や帯は華やかで日本を代表する工芸品だが、手軽なお土産にできないか? 日本の美を知って欲しい! そんなアイデアから生まれた慎工房のオリジナル作品だ。桐箱に入れて外見を整えたら持ち運びも手軽でvery good!会社社長の秘書さんに応援していただき作成した英文の説明書を添えて納品した。
 帰国された社長からは「地元の買収先の役員連中に手土産で渡したら、奥さん方に好評で、会社での打ち合わせも終始和やかで、実はちょっと険悪だった関係が修復されてホント良かったよ〜」と嬉しいお言葉! 作者としてはこの上ないhappy な出来事で、その後何度もご用命いただき、日本の美を海外にお届けしたい慎工房の夢も徐々に実現の途に! 感謝感謝で有ります。
*作品ギャラリーN0.9Ticket&WalletCase 作品9S帯5


 013 作品2S2

私の手づくり100 作品2S2
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『縮緬絵柄の「わ手帖」 』
 ご近所の着物が大好きな方から貴重な残布をご提供いただいた。以前には着物を数着いただき、今回は仕立てられたときに出た残布を多数お持ちになった。
 お陰様で、この時に初めて気が付いた! 文具のような小物づくりの慎工房にあっては、なかなか手に入らない貴重な高価な着物生地の残布は実に好都合で、創る作品の表情を思い描きながら作っていると、その素敵な柄は日本画を描いている様な愉しさである。早速「わ手帖」に合う柄を選定! 残布の為僅かなサイズの中で表裏の表紙の位置を決定! …写真の柄はこれしか取れない唯一の場所。良いものができました。一連の作業が、絵を描き上げた感触にも似た芸術作業に思われる。ご縁に感謝!
*作品ギャラリーN0.2わ手帖 作品2S2


 014 作品11S3

私の手づくり100 作品11S3
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『 赤い“崩れ市松”の資料ファイル 』
 とても活動的で素敵な方に出会った。一目でこの赤い市松模様が気に入られて注文となった。営業で使われている大きな資料ファイルをカバーしたいとの申し出。
 その時以来、この赤い崩れ市松はいろいろな場面で使うようになった。同じ市松の黒もまた粋で多用している。同じ大きさの均一な市松ではなく、崩れた模様のモダンさ! デザインの不思議さを痛感する。均衡と不均衡、その混合! 2020年の東京オリンピックの公式PRにも市松模様が選ばれたことは不思議ではない。これからもいろいろな作品に使われることになるだろう。ご縁に感謝!
*作品ギャラリーN0.11資料ファイル 作品11S3


 015 作品11S2

私の手づくり100 作品11S2
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『蛇胴石州和紙の石見神楽写真集カバー 』
 娘が島根県で神楽を舞っている。ヤマタノオロチが登場する勇壮な物語や数々の物語の舞で知られた神事であるが、ある写真家が石見の自然とその神楽を舞う人々を記録し、東京皇居そばのビルで個展を開いた。大手カメラ会社の懸賞募集に応募し優勝と同時に会社主催の個展開催を勝ち取ったのである。
 応募する際に、神楽の舞台で使われた蛇の胴体をカバーに使ってみてはどうかと提案してみた。結果、そのアイデアは功を奏したようである。
 個展会場では神楽の舞も披露され、賑やかな1か月に亘るロングランの開催となった。何枚にも重ねて丈夫につくれた石州和紙の蛇胴の加工はなかなか手ごわかったが、蛇胴を提供いただいた地元の工芸愛好家の方のお知恵も拝借し、想い出となる珍しい蛇胴の作品となった。ご縁に感謝!
*作品ギャラリーN0.11資料ファイル 作品11S2


 016 作品10BS1

私の手づくり100 作品10BS1
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『 想い出の着物生地で名刺と懐紙入れ 』
 米国の留学生活で和服の良さに芽生えたお嬢さんからのご依頼。「この生地でたくさんの名刺と懐紙が入る入れ物できないかしら?」。母親が準備してくれたタンス一杯の高価な着物を一度も着ることもなく過ごした学生生活の最後に米国留学。ふとしたタイミングで着物着用でパーティーに参加してびっくり体験。『着物は勝負服になる』と実感。帰国後、和服をPRする活動家になられた。
 着物姿で名刺交換! そんな時、お洒落に懐紙も使いたい! 一緒に持ち歩きたい! そんなご注文。そこで発案。名刺入れを2列に並べたらたくさん入るし、丁度懐紙のサイズと同じになったので懐紙入れも併設して作品完成! 想い出の着物地が特別なお気に入りグッズに変身した。ご縁に感謝!
*作品ギャラリーN0.10懐紙入れ 作品10BS1


 017 作品9S帯2

私の手づくり100 作品9S帯2
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『 斬新な今風の半巾帯でTicket入れ 』
 着物と帯の新作発表会場で帯の作家さんと知り合った。若い女性に人気の作家さんと紹介されて、改めて作品を見直して合点がいった。和服の帯なのに「象」の絵柄? 暫く眺めていたら、何故かモダン! 値段は気になったが、即購入。早速作品創作に入ってでき上がってみたら、なるほど流石!面白い。
 半巾帯の絵柄はとてもユニークな物も多くありデザインに広がりがあるようだ。半巾を得意とする懇意の西陣の工房さんは毎年日本橋の展示会に出店されている。若い女性のニーズを反映したユニークな新作を数多く揃え、見る者を不思議な世界に誘う。次はどんな柄の帯に出逢えるだろうか?
ご縁に感謝!
*作品ギャラリーN0.9Ticket&WalletCase 作品9S帯2


 018 作品9S帯3

私の手づくり100 作品9S帯2
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『 大量の新品着物と帯で逸品』
 「使ってください!」。素敵なお話です! ほとんどが新品の着物や帯の大量のコレクションをお持ちのご夫妻から声をかけていただいた。何か役に立つことに使えないか? 早速社団法人を作って仲間内の和物作家を中心に活動できないか? いろいろ検討したがなかなか…妙案も生まれず、私の工房で一部を拝借して販売品を創り収益還元の仕組みをスタートした。色柄が良いので出来上がる作品は逸品ばかり。
 海外への出張手土産(作品番号012)や美術館ギャラリーの珍しい和風グッズ(作品番号001)にと形を変え大活躍。優れた伝統の技術に裏打ちされた和の生地は日本の誇る工芸品。どんな作品を創っても見映えは抜群! 愉しませていただいている。ご縁に感謝!
*作品ギャラリーN0.9Ticket&WalletCase 作品9S帯3


 019 作品7A4Purple

私の手づくり100 作品7A4Purple
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『 111種類のグリーティングカード 』
 写真の作品は東京中央区京橋にある橋の欄干の絵柄をモチーフにしたグリーティングカードのセット。『京橋』にご縁のある方にとってはなかなかの逸品。現在中央区は37町、内半数は「日本橋…」の冠が残っている地名。このカードは、地元の中央区観光協会が作成した観光用のオリジナル風呂敷が素材で、色は3色(黒、赤、紫)あり、37の町柄と掛け合わせると3色×37町=111通りのグリーティングカードができ上がる計算になる。
 同様の作品に「111通りの名刺入れ」(作品番号009)がある。『日本橋』『築地』『人形町』『銀座』など人気の町名が入った名刺入れはいろいろな使い方ができるので人気のグッズになった。ご縁に感謝!
*作品ギャラリーN0.7グリーティングカード 作品7A4Purple


 020 作品6D6

私の手づくり100 作品6D6
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『 半巾帯の万能貴重品袋』
 ちょっとした大事な小物の貴重品袋に半巾帯を利用してみた。帯の両縁が綴じてあるのでそのまま使えば美しい帯柄を生かした小袋が造作なく創れる。底辺になる部分だけを縫い合わせ、入口・出口にあたるもう片方をマグネットで開閉させれば便利な粋な小袋である。もともと工芸品のような帯の色彩と織、たかが小袋ではあるが立派な工芸品の入れ物に大変身するのである。特に半巾帯は名古屋帯とか通常の帯と異なり総柄物で繰り返し模様が多くどこをとっても相似形で案配が良い。そして、その模様の豊富さには目をみはる古典的な柄も多く風情がある。便利な素材を見つけた! 素材が良いものは変幻自在だ。ご縁に感謝!
*作品ギャラリーN0.6小袋inバッグ 作品6D6


 021 作品3AS2

私の手づくり100 作品3AS2
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『 ロータリー倶楽部誕生日記念品に採用』
 横浜の某ロータリークラブの会員さんの誕生日記念品に採用された作品「創作古代裂柄ブックカバー」。毎月複数の会員さんが誕生日を迎えられる。読書が趣味の会員さんもきっと多いはず。毎月違う色柄の復刻古代裂柄で創った文庫版のブックカバーはきっとお役にたつことでしょう。どこにも販売されていない慎工房だけのオリジナル作品。
 今回は文庫本サイズのご注文だったが、勿論手づくり工房はサイズフリー。新書版、単行本、なんでもOKなのが取り柄だが、サイズが違うと同じ柄でも見た目の感じは結構変わる! これが、実に面白い。
 卓話のゲストスピーカーにも呼んでいただき、「たくさんのご縁で拡がる工房事業」についてもご紹介する機会を得た。その後2回目の記念品にも再度ご利用いただいた(作品番号042)。ご縁に感謝!
*作品ギャラリーN0.3ブックカバー 作品3AS2


 022 作品1CLS2

私の手づくり100 作品1CLS2
詳細はこちら
『 アジア圏来日VIPさんへのお土産「大島紬の名刺入れ」』
 和の布の名品「大島紬」で創った名刺入れ。和の布で創った日本のお土産作品が何かできないかと思案して思いついたのが高価な大島紬を使った作品。美しい光沢ときめ細かな肌触り、そして骨董品の様に渋い色柄。欧米からの訪日VIPさんには不向きかもしれないが、アジア圏からのVIPさんには馴染みのある文様のシルク。同じ感性で受け入れられるのではないかと依頼主に提案。桐箱に入れてパッケージしました。
 「龍郷柄」などの伝統名品にはなかなか遭遇できないのが悩みですが、繊細な細かい泥染め繭の織模様や平織りの為の薄さとシッカリ感は、小物を作っていて実に心地良い。大島でいろんなものが創りたい。ご縁に感謝!
*作品ギャラリーN0.1名刺入れ 作品1CLS2


 023 作品1A11L

私の手づくり100 作品1A11L
詳細はこちら
『初めての勤務で使う着物と供布の名刺入れ』
 銀座の着物Shopの若いお嬢さんからのご注文。初めての勤務に着る着物を新調! 素敵な淡い色合いの紬の着物、わずかながら戻ってきた残布で名刺入れをご希望。着物と供布のグッズはとてもお洒落! 素敵な作品になった。
 このお店の着付けの先生とは何回かShop を見学している間に懇意になり、着物についていろいろ教えていただき、そうこうする内にいろいろなオーダーをいただくようになった。特に面白かったのは、店員さんがお店で着付けをするときに使う小道具の相談。皆さん工夫して手づくりの道具を使っていたので、私の技法でモデルを作って提供して喜んでもらいました(作品番号090)。全国の支店でも使えるのではないか? そんな評価もあったようななかったような(笑)。ご縁に感謝!
*作品ギャラリーN0.1名刺入れ 作品1A11L


 024 作品6B1 Purple

私の手づくり100 作品6B1Purple
詳細はこちら
『愉しい大中小のマトリョーシカ袋 』
 粋な江戸町柄の生地で小袋を創ったら面白いのではないかと思い提案。しかも用途に応じて違うサイズが必要なので、3サイズを揃えてセットで販売することにした。特に、巾着のような紐で絞めるとバッグの中で場所取りになるので、簡単開閉を目的にマグネット開閉にしてみた。どちらかというと自分使いの為にはマグネットが便利であったからだ。ことのほかなかなか好評だ!
 私は東京の下町育ちなので、何故か江戸の匂いが恋しくて、この千社札風の江戸町名入り生地が嬉しい。工房の持ちネタの15種類を全部この生地で作った《愉しいステーショナリーシリーズ》も公開中。ご縁に感謝!
*作品ギャラリーN0.6小袋inバッグ 作品6B1 Purple


 025 作品5C1

私の手づくり100 作品5C1
詳細はこちら
『和布のタブレットカバー 』
 洋風のタブレットを和の布でカバーするのは粋な趣ではないかとチャレンジしてみた初めての作品。高齢ながら健康体操の先生をされている元気な方からのご依頼で、失礼ながらそもそもタブレットを使っているとは思っていなかったから驚きであった。
 ところが、流石に電子機器に和の布は心配である。衝撃対策には革が優れているが、布は耐えられるか? わが工房は洋と和をミックスした「和モダン」がモチーフのひとつであるから、ここは裏地に厚手の帯芯を入れて衝撃を緩和すれば足りるのではないか? このころから必要な場合は裏地に帯芯を入れるようにした。タブレットの機械的繊細さと冷たさを和らげる素材として、和の布はベストな選択となった。ご縁に感謝!
*作品ギャラリーN0.5スマホカバー 作品5C1


 026 作品5A2

私の手づくり100 作品5A2
詳細はこちら
『龍村の帯のスマホカバー 』
 高級感なら龍村!とついつい思ってしまう(笑)。そんな訳で龍村の帯地でスマホのカバーを作ってみた。見映え抜群、スマホの品格まで急にアップしてしまう。どうだ!
 龍村の収集愛好家の書道の達人先生から少し分けていただき、いろんな龍村を試してみた。どれもこれもイイですね。しかし、”私も欲しい”と言われても生地が無くて作れないのが悩みの種(笑)。
 龍村が自由に使えたらどんなにか作品の幅が増えることでしょう!いつか叶えたいのぞみの1つ。ご縁に感謝!
*作品ギャラリーN0.5スマホカバー 作品5A2


 027 作品4B1

私の手づくり100 作品4B1
詳細はこちら
『ピンクのダブル手帳カバー』
 早くも古希を迎えた連れの誕生日プレゼントにピンク色の丈夫な特殊生地カバーしてノートとmini手帳のセットを贈った。白い髪にピンクが映える。これからも明るく元気に!の願いを込めて。
 1月1日が誕生日、年の初めの新しいスケジュール手帳にどんな予定が埋まっていくのだろうか? 人生70年を経て、様々な思い出ととともにまだまだ続くいろんなイベントを愉しんで欲しい。未来の日々は自分次第である。愉しいスケジュールを書き込もう! ご縁に感謝!
*作品ギャラリーN0.4手帳カバー 作品4B1


 028 作品4B5

私の手づくり100 作品4B5
詳細はこちら
『紬のノートカバー』
 娘さん?のピアノがよく聞こえてくる近所の仲良し奥様が、長い間にたまった残布を箱一杯お持ちになって来られた。もう大歓迎!新調した着物の残布ほど小物手づくり作家にとって嬉しいものはない。残布なのでサイズは小さくせいぜい作品1つ分であるが、生地柄の質は逸品。出来上がる作品も逸品にならざるを得ない。もうどこにもないオンリーワンの優れものばかり。この作品は紬の糸より部分の味がなんとも言えない。手づくりにしか味わえない優れものですね。ご縁に感謝!
*作品ギャラリーN0.4手帳カバー 作品4B5


 029 作品3S5

私の手づくり100 作品3S5
詳細はこちら
『歌舞伎役者名入りの生地でブックカバー』
 北鎌倉にお住いの文筆家の方からのご依頼で、“大切な方に本と一緒にブックカバーをプレゼントしたい”とのお申し出。お送りいただいた『歌舞伎役者名入りの生地』で創りました。裏表紙に名入り部分をさりげなく入れたが、名入りはやはり存在感がある!。
 生地は「涼園の奏」柄で、色は「葡萄鼠」とのこと。毎週500名以上の聴講者が集まるという有名ご住職に使っていただくとなると、私も自然に気合が入った(笑)。単行本サイズだったので、きっといろんな使い方をしていただけるだろうと愉しみだ。ご縁に感謝!
*作品ギャラリーN0.3ブックカバー 作品3S5


 030 作品3A8

私の手づくり100 作品3A8
詳細はこちら
『浮世絵手拭のブックカバー』
 東京の京橋で個展を開催した時のこと。来場の方から「浮世絵等が好きで沢山手拭を持っている。ブックカバーを作って欲しい!」とリクエストがあった。個展のテーマは『手づくりで和の布を愉しむ』なので、もう大歓迎!
 お持ちになった「北斎の神奈川沖浪裏」手拭を見て感激、どこを切り取っても大パノラマの図柄になる。読書を愉しみ、きっとこの風景の中へ旅するのでしょう!
そうか、ブックカバーって自分の夢見心を増幅する小道具なんだ。改めて、好きな布で和風の洋文具を創る嗜好の愉しみを再認識。ご縁に感謝!
*作品ギャラリーN0.3ブックカバー 作品3A8


 031 作品4A8

私の手づくり100 作品4A8
詳細はこちら
『大人気の「野帖ノート」カバー』
 消しゴム判子作家の友人がTV出演することになった。野帖ノートを駆使する作家の活動を紹介する番組だそうで、カバーも時間があれば披露できると嬉しいお知らせがあった。早速、和の布で創ったカバーをお渡ししてPRをお願いした。
 結果、僅かの時間ではあったが放送に映像が組み込まれた。年間に相当の数が動く不動の人気のフィールド測量ノートだが、和の布でカバーするとまた別の味わいがする。きっと新たなニーズが生まれることだろう。
 文具展などには引っ張りだこのこの作家さん、全国区の活動頑張れ! ご縁に感謝!
*作品ギャラリーN0.4手帳カバー 作品4A8


 032 作品5A13

私の手づくり100 作品5A13
詳細はこちら
『おばあちゃんの帯のスマホカバー』
 高校同窓会仲間の美術サークル発表展示会で相談を受けた。「旅先の東南アジアで購入したお気に入りのスマホカバーがもう見るも無残な状態でずっと買い替えを考えていた。おばあちゃんの帯でもリメイク出来ますか?」
 お安い御用ですと、すぐ飛びつきお引き受けした。多分帯で創ったスマホカバーの第一号。裏面の刺繍糸などがそれほどタフでなかったのが幸いし、なんとか仕上げた。
 イイ感じですね、和柄のスマホカバー!
これを機に龍村美術帯地や美術性の色彩力ある生地のスマホカバーを手掛けることになった。ご縁に感謝!
*作品ギャラリーN0.5スマホカバー 作品5A13


 033 作品5B1

私の手づくり100 作品5B1
詳細はこちら
『スマホ&メガネ入れPouch』
 同年配の方から希望される作品で多いのは「スマホとメガネを一緒に入れるポーチ」。スマホを見るのにどうしてもメガネが必要で、そのたびに取り出すのが不便で一緒にならないか! こうしたリクエストは工房の動機となり新しい作品創りが動き出す。
 ポーチ等女性の方が好きな袋物は苦手としている工房としては、今回は何でもできる草木染作家の友人にSample 作製をお願いした。デザインはお任せで、生地はモダン金襴を使用して「和風の洋文具」とした。流石上手にお作りいただいたので、今後は何とかして工房で同じようなものを創り出していきたい。介護をする方、される方、きっと便利ですよね。ご縁に感謝!
*作品ギャラリーN0.5スマホカバー 作品5B1


 034 作品6A1

私の手づくり100 作品6A1
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『かわいい巾着「拍子木袋」』
 オリンピックを真近に控えたことで、TOKYOには様々な土産グッズが新たに創られれている。伝統の拍子木もちょっとした時に使いやすい様にお土産サイズの大小が観光グッズとして創られた。臨場感を醸し出すリンとした響き音を維持したミニチア版。裸で持ち運ぶのも芸がないので、ここは江戸風景のあるオリジナル生地で創られた袋があると良いだろうと提案! で、敢えて玉を付けた紐閉じの巾着と相成った。
 東京マラソンのEXPO会場で初売り…結構な数が出た。成功! 粋なミニ拍子木を創ったのは現代の名工『組紐伝統工芸 龍工房』さん。社長さんがとてもパワフルでユニークな方、今回のジョイントを機会にお近づきになった。これからが愉しみ。ご縁に感謝!
*作品ギャラリーN0.6小袋inバッグ 作品6A1


 035 作品7B4

私の手づくり100 作品7B4
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『型枠を利用した生地見本カード』
 江戸の職人さんが多数いる町浅草。浅草で様々なモノづくり職人工房をめぐるツアーが企画されていて運よく参加できた。商工会議所の青年部の手づくり企画なので、ツアーガイドも青年部長がされていて、一見では普段出入りできない工房もお隣さん感覚で紹介いただき、特典として業者でなくとも取引可能な様に紹介していただいた。
 後日単独でいくつか気になる工房を訪ね、素人工房の材料作製への可否を打診し承諾を得た。そのうちの一つが刃型づくりの会社。問屋値段で刃型が手に入りプレスも可能となり、手づくり工房としてはちょっとした機械化が始まった。革の型抜きは勿論としても、紙や生地の型抜きも可能なのでこれは良報!一個づつ型紙で行っていた材料切り出しが、短時間であっという間に大量の数ができあがる。写真の作品は着物を形どった型枠で抜いて創った生地見本のカード。ご縁に感謝!
*作品ギャラリーN0.7グリーティングカード 作品7B4


 036 作品8A1

私の手づくり100 作品8A1
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『江戸町柄しおり10種』
 江戸の町を絵柄にしたオリジナルの生地をとことん使い倒して残布がほとんど出ないような工夫をしている。最後の余り生地を活用したのがこの栞。中にお香を入れたり、ストラップ仕様にしたり、いろいろなタイプの栞になる。
 八重洲にお店を構える老舗のオーナー様に、ボトルキープ用のネームカードにどうだろうかとPRしたりしてみた(笑)。
 久しぶりの同窓会の記念に地元の地名の栞を使っていただいた方もいらっしゃった。
 このオリジナル千社札柄の生地は50a×50aの風呂敷。その中に現中央区の37町の地名が一つづつその町の歴史絵と一緒に入っている。半数は「日本橋…町」とまだ冠に日本橋が付く由緒ある江戸風情が残っているので、創作に都合が良く利用範囲も広くなる。ご縁に感謝!
*作品ギャラリーN0.8しおり 作品8A1


 037 作品10A1

私の手づくり100 作品10A1
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『西陣風通織の懐紙入れ』
 古典的な懐紙入れの作り方は決まっているが、もう少し簡略にしかも他の利用にも叶うものにならないか? 生地柄も古典柄以外にモダンな和柄もあってよい! そんな発想で名刺入れの一回り大きいサイズの懐紙入れを創った。主に懐紙を想定しているが、その他の物入れ兼用でよい。
 昨今はいろんな小物が身の回りには散在する。さて、できあがりは如何? 正倉院模様で人気の「葡萄唐草五釜」の風通織の正絹生地でシックに演出。美しく光る肌合いが何とも言えない。この西陣の機屋さんの生地は柄種類がふんだんにあるのでいろいろ創れて嬉しい。品よく、粋に、雅に! 作品創り。ご縁に感謝!
*作品ギャラリーN0.10懐紙入れ 作品10A1


 038 作品11A3

私の手づくり100 作品11A3
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『厄払い「龍」柄の貴重品入れ』
 こよなく「龍」を愛する素敵な女性からのご注文。家中に厄払いを兼ねて「龍グッズ」がいたるところに置いてあるという。
 西陣の機屋さんの古典柄の作品にも確か「龍」があった筈! 探し当てた赤い龍柄生地で資料ファイルをお創りした。お店の会計書類や大事な書類のファイルに使っていると後日お伺いした。この飲食店オーナー様からは本当にたくさんの支援をしていただいた。感謝しきれない。龍を見つけたらその都度新作をお創りしたい(笑)。ご縁に感謝!
*作品ギャラリーN0.11資料ファイル 作品11A3


 039 作品11A6

私の手づくり100 作品11A6
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『振袖のファイルカバー』
 赴任先の長崎でお世話になった倶楽部のママさんで、街の次世代のリーダー達の人気者のエリちゃん。男気のあるマチのリーダーから縁あって紹介してもらい、3年の月日を充実した日々にしてくれた。
 20年が経ち、工房を始めた挨拶をしたら、自由に使ってと若い頃に愛用した「ピンクの江戸小紋」や「秀逸な振袖&帯」を寄贈していただいた。
 まだまだ初期のころで技術不足、どうしたものかと悩みながらも、振袖の大柄は面積の大きな作品にはきっとGood…初めて作るファイルの作品に使ってみた。日本の伝統工芸作品「着物」の美的な柄の不思議に遭遇。どこを表紙にしても素晴らしい色彩。いわゆるトリミング作業によって場所を特定するが、空間処理の秀逸さ、どこを選定してもほぼ100点! 着物に対する見方が変わった。想い出深い作品。ご縁に感謝!
*作品ギャラリーN0.11資料ファイル 作品11A6


 040 作品12AD1Black

私の手づくり100 作品12AD1Black
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『江戸町柄の楽譜カバー』
 2018年夏、縁あって日本初「第一回東京国際合唱コンクール」のロビーで物販をすることになった。こういう場面では決してノーとは言わない(笑)。
 さて、何を展示するか? 合唱コンクール?ここは合唱音楽に関係したグッズの開発が必要だと思い、さっそく銀座の音楽有名店を訪ね調査&研究。結果、オペラ歌手のユミンゴ先生とのボイストレーニングの日々に手掛けた楽譜カバー(作品番号004)からヒントを得て「合唱用の楽譜カバー」を創ってみた。柄物がほぼ皆無で黒一色の業界、和柄は珍しく結構人気となった。
 洋楽に和柄! 邦楽に和柄! 和柄は実はモダンで芸術グッズにはオールマイティー! ここから気をよくして、いろいろ試作の日々が始まった! ご縁に感謝!
*作品ギャラリーN0.12楽譜ファイル 作品12AD1Black


 041 作品13A1

私の手づくり100 作品13A1
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『お仕事繁栄!「招き猫」の名刺入れ』
 面白い生地を見つけた! 幸せを呼ぶラッキーキャット。金と銀の2種類。しかも左手上げは「良き人を集める」ご利益があるとか! この生地で「ラッキーキャットシリーズ」が創れないか? 工房の企画種類は約15種類ある。全部の種類に使ってみるシリーズである。
 まず手始めに「人を集める」名刺入れ。人縁で仕事を拡げる保険会社の優秀セールスマン氏が即座に絶大なる使用効果を報告してくれた。「大口の契約が決まる決まる! 凄い!」と(笑)。名刺交換から始めるビジネス現場ではまず初めの≪つかみ≫に最高のツールになると彼は言う。予てから優秀と言われた彼だからこそだとは思いながらも、驚きを隠せない嬉しい話。ご縁に感謝!
*作品ギャラリーN0.13愉しいステーショナリー作品13A1


 042 作品13A9

私の手づくり100 作品13A9
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『「招福招き猫」宝くじチケットケース』
 「名刺入れ」のヒットに気を良くして、ラッキーキャットなので「招福宝くじBOX」も良いかと思い「宝くじチケットケース」を創った。
 以前に手掛けたチケットケースは稀有な一点物の帯地の作品。日本画専門の美術館のオリジナル作品として展開中(作品番号001)。しかし、全国民の幸福に多少とも寄与できるのであればこんな嬉しいことはない! 取扱い銀行の応援団に終わってしまったら寂しいが(笑)。
 たまたま、某横浜ロータリークラブの誕生日記念品(作品番号021)の第二弾に採用された。当たった!と嬉しいメールを期待しているが、この手の案件は報告なしが常で実態はわからない(笑)。ご縁に感謝!
*作品ギャラリーN0.13愉しいステーショナリー作品13A9


 043 作品14C7

私の手づくり100 作品14C7
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『花粉対策プレゼント品「Motti」』
  我が家は私以外全員がアレルギー性鼻炎で、特に長女が小さい時から40を迎えて尚一年中困窮している。身の回りはティッシュの山、職場ではどうしているのだろう? そんな矢先、職場で「ハナカミ女」と言われているのだと聞いた。これは何とかせねば! 創作虫が動き始めた(笑)。
 ポケットティッシュではこと足りない。箱ティッシュを美しく持ち歩けないか? そんなヒントから、ポケットティッシュカバーを大きなサイズにしてしてみた。更に、内側にポケットを2ヶ所作り、場合によっては使ったティッシュを一時保管できるようにした(笑)。内側はその為にラミネート生地の加工にした。娘からは絶賛!「小学生の時に欲しかった!」。表は愉しい生地にして明るさを強調!
*作品ギャラリーN0.14コロナ・花粉対策グッズ 作品14C7


 044 作品14D29〜32

私の手づくり100 作品14D29〜32
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『マスクCase「Dandy!」』
 人類の大惨事コロナ禍が続く。従来花粉対策グッズとして和布の仮置き用のマスクBOXを提供していたが、コロナの毒性にはもう一段強力な態勢が必要と思い「コロナと共存/マスクCase2020」を発表した。
 女性は誰もがマスクを創る時代になったが、マスクを外した時の一時仮置きの危険が周知されない。特に男性は不用心で、身の回りにポケットが多いのでケアーをせずに仕舞い込む。ポケットの中はコロナのハチの巣状態。何とかせねば! との正義感から、マスクの表面を触らず仕舞えるマグネット開閉のマスクCaseで、且つ折り畳んで胸のポケットや内ポケットに美しく仕舞うことができ、且つ抗菌消毒可能なラミネート素材の『Dandy&Lady』を発表した。
 「Dandy!」のカバーには、ビジネス現場でも見映えの良い大島紬を使いクールジャパンに仕上げた。このご時世、世界中の紳士に使ってもらいコロナを退治!の願いを込めて。ご縁に感謝!
*作品ギャラリーN0.14コロナ・花粉対策グッズ 作品14D29〜32


 045 作品15A1

私の手づくり100 作品15A1
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『終活あいてむ「想い出袋」』
 世界中の文房具を熟知する図書館司書の方がいる。今風の丈夫な化学繊維や金具付きの商品ではなく、和紙や和布や紐がお好み。終活を迎えご主人との想い出の手紙や写真を整理しておくファイルを希望されてご相談があった。
 まずは名入りの風呂敷が使用する生地の候補に挙がりその有効利用を考えてみた。「想い出をまとめて保存する袋」として便利な文具? それなら、風呂敷の現代版で、四片折りたたみ式マグネット開閉、結び目が省略された『どんなサイズも一緒にストックができる』資料ファイルが良いのでは…。
 内容物が多い場合はマグネット力の補強に組紐の活用を組み込み、やっと完成! たくさんの想い出を包み込んでいただければ嬉しい。ご縁に感謝!
*作品ギャラリーN0.15終活あいてむ 作品15A1


 046 作品15A2

私の手づくり100 作品15A2
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『生前愛用衣類でクラッチバック』
 「想い出袋(作品番号045)」に続く「終活あいてむ」第二弾! 故人を偲ぶ想い出グッズのご依頼があった。お洒落なネクタイ派のご主人を偲ぶにはまたとない材料があった。着古した大島紬の着物とセンスの良いネクタイとのコラボは如何でしょう? ほんとにお洒落なネクタイばかり!人柄が偲ばれます。
 ご主人の7回忌を迎えるにあたり親族の方々へのお愉しみプレゼントに何か用意したいとおっしゃるので、一緒に考えて参加人数分クラッチバックを作ることになった。
 「生前葬」など終活に当たっては何か記念品をと考える。そんな時利用していただけるグッズはないかと思案を巡らしている昨今であったが、一つのモデル作品が誕生した。ご縁に感謝!
*作品ギャラリーN0.15終活あいてむ 作品15A2


 047 作品20S2

私の手づくり100 作品20S2
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『奥深い品のある生地で巻物表装』
  仏像彫刻の彫刻刀では業界では知られた「光雲佛所」のご主人。絶妙な語りで綴る一筆書きの奉書が多く残っている。仏像彫刻展の飾りとして一筆書きを展示したいので表装できないかと依頼があって、早速挑戦! いろいろ調べた結果、表生地には古着専門店「おおくら工夫堂」さんで見つけた「窪田一竹辻が花」の反物古布を使うことにした。
 重厚な生地で創れば品格も生まれる! 想像通りの落ち着きが生まれて満足のある作品となった。この過程で表具の作製段取りが解り、今後の展開への糸口がつかめた。やっぱりなんでもトライだ。『はじめの一歩』が愉しい! ご縁に感謝!
*作品ギャラリーN0.20その他作品 作品20S2


 048 作品20S3

私の手づくり100 作品20S3
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『古代裂柄の縁飾り台座』
 仏像教室の先生にも悩みがあった。ある時「なぜ女性の生徒さんは続かないのだろうか?」と相談を受けた。「女性の生徒さんの多くは一つ彫り上げたら辞めていく、何故か?」 仲良しの女性作家さんに聞いてみたら即座に謎解きの回答があり、びっくり。その回答は「仏像はプレゼントにはならないからいくつも作らない」。なるほど(笑)。男性は黙々と彫り続け作品を創り続ける。確かに嗜好の違いがありそうだ。
 このことがキッカケで仏像彫刻美術展の飾りつけにあたって相談を受けた。「女性客が少ないのはなぜ?」。私の回答「色がなく暗い雰囲気がひょっとしたら原因かも。仏像を飾る台座に色を加味したら!」。そうして台座の側面に古代裂柄の和布をつけて華やかにしてみた。イイ感じ! ご縁に感謝!
*作品ギャラリーN0.20その他作品 作品20S3


 049 作品20S4

私の手づくり100 作品20S4
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『背守り藍染シャツ』
 幸運にも中央区の京橋で初の個展を開くことができた。老舗文房具店「モリイチ」特設のギャラリーで3週間。社長の粋な計らいでなんと会場費は無料! いろいろなお客様に作品を見ていただいた。
 そんな中、フランスからの観光客のご夫婦が藍染のシャツを気に入られお買い上げに! 背中に「京橋の千社札柄の背守り」を付けたシャツ。美しい藍染の青に粋な江戸町柄の千社札を「背守り」として付けたらどうだろう? と思いついて飾った一品が海外の人の目に留まった。デザインの妙味! 面白いですね。良いものは良い! ご縁に感謝!
*作品ギャラリーN0.20その他作品 作品20S4


 050 作品20S5

私の手づくり100 作品20S5
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『没個性からの脱出「和布の入館カードケース」』
 世界共通のグッズに和布を活用できないかと予てから考えていた。ビジネスで使う入館カード入れを和柄にしたらどうかとアイデアをくれた方がいた。入館カードはワールドワイドだ! 日本では昨今100均ビニール製品などが出回り没個性もはなはだしい(笑)。これは一肌脱がねば! 早速試作品を製作。
 アイデアをくれた敏腕秘書さんが会社でモデル利用。子供の世界では華やかでも、大人のグッズになると没個性のつまらない文具になっているケースがよくある。業界の常識。和の布は解れや汚れ対策には難点があり文具には不向きだが、小さな面積でもその人の個性を生かした柄選定が可能だ。欧米の着物研究家の方の着こなしは、従来にない色から攻めた組み合わせで成功している。
 やっと解れ汚れに強い和柄でモダンな金襴の生地を発見! これならどうだ! 手づくり慎工房の「はじめの一歩」は続く! ご縁に感謝!
*作品ギャラリーN0.20その他作品 作品20S5



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